ATNから「アフロ・キューバン・リズムで弾く ラテン・ジャズ・ピアノ 平田フミト 著」が発売になりました。
アフロ・キューバン・リズムで弾く ラテン・ジャズ・ピアノ 平田フミト 著 ATN 販売価格3675円
ATN
アフロ・キューバン・リズムで弾く ラテン・ジャズ・ピアノ 平田フミト 著【楽譜】
アフロ・キューバン・ピアノの真髄を東京キューバンボーイズのピアニストが解説!
ラテン・ジャズは、あらゆるジャンルの音楽の要素が融合され、反映されたグルーヴの集合体ともいえる、グローバルな音楽です。ダイナミクスに溢れる多層のリズム、感情を奮い立たせるメロディ、表情豊かなハーモニー、刺激に満ち溢れたインプロヴィゼイションは、豊かなインスピレーションを沸き起こす音楽を創りあげます。
ラテン・ジャズは、音楽の3要素と呼ばれるリズム、メロディ、ハーモニーが、寄せ木細工のように複雑に組み合わされ、多彩なシンコペーションを伴って展開します。プレイヤーたちは、柔軟性に富んだしっかりとしたリズムをくり出し、時には大胆に、かつタイムリーに、限りなく豊かに自己表現することができる能力が必要です。それらの能力を発揮するためには、さまざまなリズム・フォーム、グルーヴ、テンポ、コードの昨日、コードシンコ、コンピング(ピアニスト、ギタリスト、またはヴァイブ・プレイヤー等による、ソロイストに対するコードを用いた伴奏のスタイル)インプロヴィゼイション、アレンジの手法など、そいて、特にラテン・ミュージックのピアノ演奏に重要なタッチを身につけていなければなりません。
情熱的な表現と、理論に基づく冷静な表現とのバランスを取り、常によいコンディションをキープしながら、さまざまな角度から見つめ、感じ、発展させていきます。音楽体験を通じてコミュニケーションをよいものにしていく姿勢も求められます。
音楽を演奏するということは、あなた自身を表現することです。本書とともにラテン・ジャズ・ピアノを楽しみ、音楽を感じることのできる喜びを実感しましょう!
「まえがき」より
練習の目標
本書を学ぶうえでもっとも重要なことは、「あなたが何を演奏したいのか?」「どのような表現をしたいのか?」などの目的を決め、そのために何を練習するべきかを明確に捉えることです。まずは、あなた自身の演奏を録音して聴きましょう。演奏しているあなたは、自分の演奏をリアルタイムで聴くことができません。あなたは自分の演奏を録音し聴くことで、それがどのようなものであったかをアナライズ(分析)します。このプロセスはプレイヤー同士のコミュニケーションをいきいきとさせるだけでなく、聴き手として自分のプレイを聴き、感じることにもなります。プレイヤー同士はもちろん、プレイヤーと聴衆との間にもコミュニケーションが生まれることが音楽の真の醍醐味です。まずは、あなた自身の練習の目標を定めて、その目的に向かって練習を重ねていくことがとても大切です。
タッチについて
ラテン・ピアノを演奏するうえで重要なことの1つに、タッチがあります。クラシック音楽では、ピアノはメロディ楽器としての役割が主となりますが、ラテン・ジャズをはじめ、ジャズやロック、フュージョンなどのジャンルでは、ピアノは打楽器とハーモニー楽器という両方の役割をもちます。ハーモニーを表示しながら、リズムに重点をおいた演奏をします。一度に多くの音をリズム的に使うラテン・ジャズのピアニストは、ピアノを究極の打楽器としてとらえ、その役割として、ピアノで表現できる音楽的な要素やダイナミクスを広げていきます。しかし、このことはピアノをコンガやドラムのような打楽器と同じような身体的な動きで演奏するということではありません。ラテン・ジャズにおいては、あくまで鍵盤打楽器としてのピアノを最適なタッチで弾くということが最優先され、その上でパーカッション的なアプローチをピアノに反映させるということです。
最適なタッチを見出すトレーニングをすることは、ラテン・ジャズに限らず、さまざまなタイプの音楽でピアノを演奏する上で非常に大切で、かつ役立つものです。ラテン・ジャズに限らず、さまざまなタイプの音楽でピアノを演奏する上でも非常に大切で、かつ役立つものです。ラテン・ジャズという言葉にとらわれすぎず、音楽を大きな視野で捉え、ピアノという楽器をとおして発展させていくために、タッチの育成と強化の練習をしましょう。
本書のレッスンには、アコースティック・ピアノを使用することをお勧めします。
デジタル・ピアノやその他のキーボードを使う場合は、キーボード奏者がダイナミクスをコントロールするように注意します。メトロノームは必ず使用しましょう。ドラム・マシン、シーケンサー、コンピュータなどを活用すると、さらに便利でしょう。
もくじ
レッスンを始める前に
楽器と編成
クラーヴェとトゥンバオ
音楽スタイルとリズム
ラテン・ジャズ・ピアノの実践
さまざまなスタイルのトゥンバオ・パターン
特徴的なキック(キメ)、ブレイク、イントロ、エンディング
その他のアフロ・カリビアン・スタイルとリズム
インプロヴィゼイションについて
平田 フミト 著
菊倍/104頁 定価 3,675円 〔本体 3,500円+税〕
ISBN978-4-7549-3082-0 C3073 \3500E
4537298030823
アフロ・キューバン・リズムで弾く ラテン・ジャズ・ピアノ 平田フミト 著 ATN 販売価格3675円
ATN
アフロ・キューバン・リズムで弾く ラテン・ジャズ・ピアノ 平田フミト 著【楽譜】
アフロ・キューバン・ピアノの真髄を東京キューバンボーイズのピアニストが解説!
ラテン・ジャズは、あらゆるジャンルの音楽の要素が融合され、反映されたグルーヴの集合体ともいえる、グローバルな音楽です。ダイナミクスに溢れる多層のリズム、感情を奮い立たせるメロディ、表情豊かなハーモニー、刺激に満ち溢れたインプロヴィゼイションは、豊かなインスピレーションを沸き起こす音楽を創りあげます。
ラテン・ジャズは、音楽の3要素と呼ばれるリズム、メロディ、ハーモニーが、寄せ木細工のように複雑に組み合わされ、多彩なシンコペーションを伴って展開します。プレイヤーたちは、柔軟性に富んだしっかりとしたリズムをくり出し、時には大胆に、かつタイムリーに、限りなく豊かに自己表現することができる能力が必要です。それらの能力を発揮するためには、さまざまなリズム・フォーム、グルーヴ、テンポ、コードの昨日、コードシンコ、コンピング(ピアニスト、ギタリスト、またはヴァイブ・プレイヤー等による、ソロイストに対するコードを用いた伴奏のスタイル)インプロヴィゼイション、アレンジの手法など、そいて、特にラテン・ミュージックのピアノ演奏に重要なタッチを身につけていなければなりません。
情熱的な表現と、理論に基づく冷静な表現とのバランスを取り、常によいコンディションをキープしながら、さまざまな角度から見つめ、感じ、発展させていきます。音楽体験を通じてコミュニケーションをよいものにしていく姿勢も求められます。
音楽を演奏するということは、あなた自身を表現することです。本書とともにラテン・ジャズ・ピアノを楽しみ、音楽を感じることのできる喜びを実感しましょう!
「まえがき」より
練習の目標
本書を学ぶうえでもっとも重要なことは、「あなたが何を演奏したいのか?」「どのような表現をしたいのか?」などの目的を決め、そのために何を練習するべきかを明確に捉えることです。まずは、あなた自身の演奏を録音して聴きましょう。演奏しているあなたは、自分の演奏をリアルタイムで聴くことができません。あなたは自分の演奏を録音し聴くことで、それがどのようなものであったかをアナライズ(分析)します。このプロセスはプレイヤー同士のコミュニケーションをいきいきとさせるだけでなく、聴き手として自分のプレイを聴き、感じることにもなります。プレイヤー同士はもちろん、プレイヤーと聴衆との間にもコミュニケーションが生まれることが音楽の真の醍醐味です。まずは、あなた自身の練習の目標を定めて、その目的に向かって練習を重ねていくことがとても大切です。
タッチについて
ラテン・ピアノを演奏するうえで重要なことの1つに、タッチがあります。クラシック音楽では、ピアノはメロディ楽器としての役割が主となりますが、ラテン・ジャズをはじめ、ジャズやロック、フュージョンなどのジャンルでは、ピアノは打楽器とハーモニー楽器という両方の役割をもちます。ハーモニーを表示しながら、リズムに重点をおいた演奏をします。一度に多くの音をリズム的に使うラテン・ジャズのピアニストは、ピアノを究極の打楽器としてとらえ、その役割として、ピアノで表現できる音楽的な要素やダイナミクスを広げていきます。しかし、このことはピアノをコンガやドラムのような打楽器と同じような身体的な動きで演奏するということではありません。ラテン・ジャズにおいては、あくまで鍵盤打楽器としてのピアノを最適なタッチで弾くということが最優先され、その上でパーカッション的なアプローチをピアノに反映させるということです。
最適なタッチを見出すトレーニングをすることは、ラテン・ジャズに限らず、さまざまなタイプの音楽でピアノを演奏する上で非常に大切で、かつ役立つものです。ラテン・ジャズに限らず、さまざまなタイプの音楽でピアノを演奏する上でも非常に大切で、かつ役立つものです。ラテン・ジャズという言葉にとらわれすぎず、音楽を大きな視野で捉え、ピアノという楽器をとおして発展させていくために、タッチの育成と強化の練習をしましょう。
本書のレッスンには、アコースティック・ピアノを使用することをお勧めします。
デジタル・ピアノやその他のキーボードを使う場合は、キーボード奏者がダイナミクスをコントロールするように注意します。メトロノームは必ず使用しましょう。ドラム・マシン、シーケンサー、コンピュータなどを活用すると、さらに便利でしょう。
もくじ
レッスンを始める前に
楽器と編成
クラーヴェとトゥンバオ
音楽スタイルとリズム
ラテン・ジャズ・ピアノの実践
さまざまなスタイルのトゥンバオ・パターン
特徴的なキック(キメ)、ブレイク、イントロ、エンディング
その他のアフロ・カリビアン・スタイルとリズム
インプロヴィゼイションについて
平田 フミト 著
菊倍/104頁 定価 3,675円 〔本体 3,500円+税〕
ISBN978-4-7549-3082-0 C3073 \3500E
4537298030823
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